面接終盤でよく聞かれる質問

面接終盤では、入社意欲の確認や転職活動の状況を把握する質問が想定されます。また「最後に質問はありますか?」と逆質問を求められることも。最後までしっかりと熱意をアピールしましょう。

1.周りの同僚や友人は、あなたのことをどのように評価していますか

周りの人とどのようにかかわるか、自分を客観的に捉えることができるかを見られている!

あなたの人間性、同僚や友人との人間関係を探るための質問です。客観的評価ができる人は、自己分析もできており、かつ自分自身の強みと弱みを把握している人材だと判断されます。この回答から採用担当者は、あなたが自社で働く姿をイメージしますので、良好な人間関係を構築でき、求める職務をまっとうできる人材であることを、客観的評価を通じてアピールすると良いでしょう。また、同僚や友人の評価をあなたがどのように受け止めているかについて質問されることが予測されます。

  • お手本回答

同僚や友人からは、「安心して任せられる人だ」と言われることが多くあります。
私は約束を必ず守るように心掛けており、締切を厳守します。また、なるべく早い段階で方向性の確認をすることで、できあがったものが先方の意図とまったく違うということや、それによって大幅に修正時間がかかるということがないようにしております。当たり前のことですが、そういった心掛けが仲間からの信頼につながっていくと思っています。

  • ありがち失敗回

「他人の意見に流されて仕事をしたりしません」など、まわりの評価ではなく、自分の主張がしっかりある人間であることをアピールしようとしても良い印象はもたれません。仕事をするうえで、時には周りの人の意見を受け入れることも必要になります。自分の軸を持つことと、人の意見を受け入れないことは別なので注意しましょう。

2.当社以外に受けている業界・企業はありますか

複数社受けている場合は、その旨を正直に伝える!

転職活動状況、他社の評価、あなたの中での自社の位置付けを把握する意図からこの質問をします。「他社も受けている」という回答自体は問題ありませんが、採用担当者は他社も応募しているなかで、自社の位置付けについて気にします。「他社が第一志望」という回答であれば、たとえ優秀な応募者であっても採用を躊躇しますので、応募企業が第一志望だと回答することが望まれます。また応募企業ごとに業界や職種が異なる場合、志望動機に一貫性がないと受け取られる可能性もありますので、業界や職種における関連性についても注意しましょう。

  • お手本回答

現在、前職のディレクター経験を生かすことができるゲーム業界を中心に、5社ほど受けております。
御社は組織の階層がほとんどなくフラットな点、1プロジェクトあたり3〜4人の小チームで形成している点で裁量権が大きく、「インターネットで世界じゅうの人に幸せを」という経営理念にとても共感しており、第一志望とさせていただいております。

  • ありがち失敗回

実際は複数社受けていて、「御社しか受けておりません」と回答することは入社意思をアピールすることにはつながりません。離職中であれば、他社を受けていないという回答はかえって不自然だと感じる採用担当者もいます。

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3.志望企業を選ぶ基準は何ですか

企業を選ぶ基準から、応募者が仕事で何を重要視しているかを見られている!

採用担当者はこの質問から、応募企業に一貫性があるか、応募者が仕事をするうえで何を重要としているのかをチェックしています。同時に、応募者が変化を好まない安定志向なのか、新しいことに挑戦していきたいと考えているのかなどを把握し、自社の社風や企業方針に合う人材であるかも見極めています。志望企業に一貫性がない場合、思いつきで仕事を選んでいるような印象を与えかねません。特に、さまざまな職種や業種に応募している場合は、「職種は異なるが、〜という軸で企業を選んでいる」という自分の考えを伝える必要があるでしょう。

  • お手本回答

私は、前職の営業の経験を生かしつつ、新しいことに挑戦できるという軸で応募企業を選ばせていただいております。
前職は、安定感はあったものの固定業務が多く、新たな仕事を行おうとすると「そこまでしなくてもいい」と上司からたしなめられるという状況だったため、もっと成長したいと強く感じておりました。
現在は、証券会社や投資系不動産会社の営業職など、数字として出した結果が評価に結び付くような実力主義の企業を数社受けております。

  • ありがち失敗回

「給料が良いから」「福利厚生が充実しているから」という理由は避けましょう。実際に企業を選ぶ際に年収など待遇面を考慮していたとしても、それを伝えてしまうと、仕事への意欲や積極性を疑われてしまいます。

4.現在の年収、希望の年収は

希望年収は、事前に求人票を確認し現実的な金額を提示する!

現在の年収と希望年収を質問することで、自社で求める人材としてふさわしいかを見極めています。あなたの希望年収が自社の同等レベルの社員の年収とかけ離れて高い場合、優秀な人材であっても採用は難しいと考えます。一方、現在の年収や希望年収が自社の社員より極端に低い場合、あなたのスキルや職務能力に疑問を持つことがあります。転職ではそれぞれの職種、ポジションにおいておおよその相場がありますが、希望年収が相場と極端に異なると、自身を客観的に評価できていない応募者だと判断されてしまいますので注意しましょう。

  • お手本回答

現在の年収は◯◯万円です。
希望年収に関しては基本的に御社規定に従うつもりではございますが、現在年収と同等以上を希望させていただけますと幸いです。

  • ありがち失敗回

「希望の年収は、現段階では繊細な点ですのでご回答しかねます」と、具体的な金額の話題を避けようとするのはいけません。金額を提示するのは気が引けるという場合、希望年収は入社後実力を見極めたうえで決めてもらいたいという回答方法もあります。ただし、自分の理想とかけ離れた金額になることもありますので注意しましょう。

5.何か質問はありますか

逆質問は、最後に自分をアピールするチャンス!

この質問が面接官からあったら、ほぼ最後の質問と思っていいでしょう。面接を通して、業務内容など不明点があればここで確認をしましょう。確認したい事項がない場合、「質問は特にありません」という回答でも問題はありませんが、ここで入社後の業務に関する質問などを逆質問できると、積極的に仕事に取り組もうとしている意欲が伝わりアピールになります。事前に、面接時に確認したいこととして質問を考えておくのも良いでしょう。

  • お手本回答

もし可能であればお伺いさせていただきたいのですが、◯◯さん(採用担当者)が入社を決められた理由と、実際に仕事をしていてやりがい感じる点を教えていただけますでしょうか。

  • ありがち失敗回

企業のホームページを見れば分かることや、給与などの待遇・休日に関する質問はマイナスのイメージを持たれかねないので注意しましょう。

面接の終盤では、企業への志望熱意や条件面の確認などが行われます。面接後に「あれを伝えておけば良かった……」と後悔することがないように、最後まで気を抜かずにあなたの思いを伝えましょう!

ソース:コレクター

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